東北だけに目を向けないで! [日記]
記事にあるように、千葉や埼玉、神奈川でも地盤の液状化に伴う問題が起こっている
これを単純に自己責任と決め付けてしまうのはおかしな話
この場所に住宅の建築許可を出したのは行政のはず
一般の国民に判断をしてくださいと言っても、判断材料がなければ判断はできない
行政ははんこをつくだけが仕事じゃない!
市民、県民の安全性確保を講じることも責任の一つであり、建築許可そのものもそのことも加味した上で判断されるべきもの
これを個人の自己責任でって言うのであれば
その建築許可を出す前に、この場所はこういう場所で、このようなことが起こるとこういうリスクがありますよ。と住民に分かるようにリスクを説明し、その上で最終の判断を個人が下すのであれば、その説明された内容によって責任の範囲は決められてくるだろう
でもそういう説明責任を果たさず、建築許可をおろしているわけだから、行政の怠慢といわざるを得ない!
100年前ならいざ知らず、高度成長以降、やれ成長成長と促進してきたのであるし、常に科学は進歩しており、その中で改訂が繰り返されていくとしても、その建設時点の知見に基づく説明と以降の知見の情報公開をしないで
すべてを個人の責任に押し付けるのは、何のための行政なのか?!
市で無理な部分は県が、それでも無理な部分は国がきちんとした説明のための資料を準備するのが当たり前で
それがなされていないのであれば、行政責任は重い!
規則がないのであれば作ればいい!
規則が不十分であれば、市民の立場に立って整備すればいい!
規則がないからどうしようもないというのは行政の責任逃れでしかない!
住宅地、商業地、農地などの個人の資産は個人で守れとは、一方で規則で縛り付けをしながら、一方では知らないという無責任というしかない!
権限は責任と常に表裏一体!
権限だけを振りかざすのは封建主義の前時代的考えがそこにあるから!
説明責任を果たさず、個人責任にするのはまさに「お代官様」と勘違いしているのではないか!
少しくらい傾いてても住めるというのであれば、公邸や市長の住まいや市議会議員の住まいと交換してあげて、その傾いた家に行政や政治家が住んでみたらいいのでは…
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